生化学検査で何がわかるのか?
どんな時に血液生化学検査をするの?
血液生化学検査を行なう要因は2つあります。
- 病気の症状があり、原因が見た目だけでは分からないとき。
- 健康診断として健康時の値を知っておくため、または病気の早期発見のため。
病院内の血液生化学検査だけで病気がはっきりすることもありますし、さらに原因や詳しい状況を知るためにレントゲン検査や超音波検査などの追加検査が必要になることもあります。
生化学検査の結果は1項目だけで判断するのではなく、数項目の組み合わせや、身体検査との組み合わせで行なったりもします。
検査できる項目はどんなものがあるの?
【血清総蛋白(TP)】
栄養状態と肝機能腎機能、免疫の状態の指標となります。血栓中のたんぱく質の量を検査します。
【エーエルティー(ALT)】
肝細胞が壊れると血中に出てくる酵素の一つ。代表的な肝機能の指標となります。
【アルカリフォスファターゼ(ALP)】
肝・胆道疾患をはじめとする各種病態で上昇を示す酵素。
アルカリフォスファターゼの値が上昇している時、起こりうる病気
- 肝疾患、慢性腎不全など
【総ビリルビン(T-Bil)】
肝疾患の診断、黄疸の鑑別などに重要な検査。
総ビリルビンの値が上昇している時、起こりうる病気
- 黄疸
【コレステロール(CHOL)】
脂肪の取りすぎでも上がるが、脂肪の代謝に問題があるときや、肝疾患などでも上昇する。
コレステロールの値が上昇している時、起こりうる病気
- 糖尿病、閉塞性黄疸など
コレステロールの値が低下している時、起こりうる病気
- 甲状腺機能亢進症など
【中性脂肪(TG)】
餌で取りすぎもあるが、やはり代謝の異常でも上昇する。食後は上昇するのでなるべく空腹時に検査する。
中性脂肪の値が上昇している時、起こりうる病気
- 糖尿病、慢性腎不全など
中性脂肪の値が低下している時、起こりうる病気
- 甲状腺機能亢進症など
【尿素窒素(BUN)】
血液中に含まれる尿素の量や腎機能の指標。
尿素窒素の値が上昇している時、起こりうる病気
- 腎不全、火傷など
【クレアチニン(CREA)】
腎機能の指標。
【グルコース(GLU)】
血糖値のことを指します。
【アミラーゼ(AMYL)】
主に膵臓から分泌される消化酵素。
その他にも多種の検査項目があります。

